先日イギリスに旅行に行ったときに、フロートスパを体験してきました。フロートスパとは、塩分が含まれた水に浮きながら心身をリラックスさせるセラピーのことです。
以前アメリカの新聞でフロートスパについての記事を見かけたことがあり、その記者さんがスパ後はよく眠れると書いていたので、ずっと気になっていました。
旅行中、たまたま通りかかったお店でこちらを体験できることが分かり、行ってみることにしました。
(勝手に日本では体験できないと思い込んでいましたが、帰国後に調べてみたところ、東京東雲には取り扱っているお店があるようです。)
手順
以下が、私が体験したフロートスパの手順です。
私はネット予約をしたのですが、予約後にやり方を説明したビデオがメールで送られてくるので、まずそちらを事前に見ておきます。
お店に着いたら、塩水の入ったタンク(フロートタンク)とシャワールームが設置されている個室に案内されます。
スタッフさんから事前に説明のビデオを見たかどうかの確認があり、軽い説明を受けたあとは、部屋に1人になります。すべて服を脱ぎ、シャワーをする前に耳栓をします(耳栓できちんと防水できているかチェックするため)。
シャワーが終わった後は、フロートタンクに入ります。
開始からの10分間と終了前5分間は波の音がタンク内に流れるので、それが開始、終了の合図です。
タンクには蓋がついており、開閉は自分で自由にできます。
終了前の音が流れてきたら、タンクから出て、シャワーをします。
シャワーが終わったら部屋を出て、パウダールームにて髪を乾かします。
以上が私が体験した手順です。
備考
開始時間はどうやって設定されているのか、分かりませんでした。私がタンクに入る前から音が流れ始めていたように思うので、タンクに人が入ってからセンサーが感知して開始するというよりは、シャワーが終わりそうな大体の時間で設定されているのかなぁと思いました。
また、タンク内には青い光がついており、こちらは手動でオンオフの切り替えができます。部屋の電気はセンサー式になっていました。
なので、タンクのふたを閉めると、部屋の電気のセンサーが私の動きを感知しなくなるので、部屋の電気が自動的に消えます。
そして、タンク内の青い光を消せば、暗闇で浮くことになります。この状態が一番スパの効果が高いとのこと。
私はこの真っ暗な状態で過ごしていたのですが、蓋をずっと閉めているとタンク内の酸素が薄くなったような息苦しさを感じました。なので、途中からは蓋を開けた状態で過ごしました。(タンク内に換気扇があるのかどうかは不明です。)
結論
私は1度の体験で満足でした。私は60分のコースを選択しましたが、ただ浮いているだけの時間は思った以上に暇だったことと、スパ後は髪が塩水の影響でキシキシしていたので、続けると髪が痛みそうだと思いました。
ただ不思議なのは浮いているだけなのに、スパ後はプールで泳いだ後のような疲労感を感じたことです。たしかに夜はよく眠れましたが、その日はたくさん歩いたので、どちらが睡眠に効いていたのか分かりません。
リラックスはできたので、意図的に何もしない時間を作るのは大切かもしれないなと思いました。
面白い体験ではあったので、興味がある方は行ってみてください。