社会人になっても勉強は大切【20代のうちにキャリア形成を考える】

私は今30代前半ですが、もし20代の自分に会えたら「20代のうちにもっと勉強した方がいいよ!キャリア形成について真剣に考えなされ!」と言いたいです。


転職の思考法という本に、
「年齢によって身につけるべき技術は違う。20代は専門性、30代以降は経験をとれ。」

「特にこの傾向は女性ほど強い。女性は出産をする前に、専門性を身につけないと、その後のキャリアの幅が狭くなるからだ。」

との記述があります。

周りの働く女性やママさんたちを見ているとこの記述は実に的を射ていると感じます。

私は30歳の時にキャリアについて真剣に考え始めました。そこからビジネス英語の学習を始めました。そこからTOEICを受けたり、第二種電気工事士の資格を取ったり、CADの使い方を習得したりしました。

現在は電気・エネルギー関連の会社で秘書をしていますが、翻訳の仕事もしますし、CADで電気設計図面の設計補助もします。手前味噌で恐縮ですが、上長からはまぁまぁ便利な人材と思ってもらえていると思います。

でも、自分のキャリアやスキルについてもっと早く考えていたら、今もっと価値の高い人材になれていたのでは?と思うのです。

私は大学卒業後に公法人で4年間働きました。準公務員だったので、安定した仕事でした。その安定を良いことに、仕事の後は全く勉強していませんでした。(遊んでいました。)環境のせいにしてはいけませんが、社内の同僚や先輩たちにも勉強をしたりスキルアップに励んでいる人は皆無でした。

ですが、当時は毎日定時に帰れる環境でした。その終業後の時間をもっと有意義に使えなかったのかと本当にもったいなかったなと思います。

この春新社会人になる方もいらっしゃると思いますが、就職はゴールではなくスタートです。
自分がどのようなキャリアを積み上げていきたいのか、私のように後悔なさらないよう(涙)、是非20代のうちから考えてみてください。