パワハラ退職から仕事復帰したステップ

私は新卒時にある県の公法人に入社したのですが、パワハラを受け退職をしました。
退職した後ですが、精神を回復させ再度正社員として働くまで私はステップを踏みました。私の辿った道筋を記載します、悩んでいる方のひとつの参考になれば嬉しいです。

 

退職後に辿った道筋を完結に言うと
①アルバイト→②語学留学→③派遣社員→④正社員
です。

 

①アルバイト
公法人退職後は留学をすることに決めたので、その資金を増やすために
アルバイトをしました。アルバイトをしていた期間は2か月間です。
週1〜2回で単発のアルバイトをしていました。

 

②語学留学
その後は6か月間イギリスへ語学留学をしました。
学生ビザなので就労は認められません。なので、この期間は全く働いていません。アルバイトもしていません。

 

派遣社員
帰国後は派遣社員として一部上場企業のメーカーにて働きました。こちらでは約2年お世話になりました。
派遣社員を選んだ理由は、いきなり正社員として働く自信がなかったからです。
自信がなかったのは、前の職場で受けたパワハラの影響で自分は仕事が出来ないと思い込んでいたからです。派遣社員であれば正社員よりも責任が軽い仕事をするので(その分お給料も安いですが)、働き始めるのにかなり気が楽でした。仕事に復帰するステップとして良かったと思っています。

 

④正社員
その後、正社員としてシステム会社へ転職しました。
取引先にて働くことになったので(いわゆる客先常駐です)結局就業スタイルは上記の派遣社員と同じなのですが、自社では正社員として雇用されているのでボーナス・交通費が支給されること、終身雇用であることはただの派遣社員で働くより断然良かったです。

 

現在は契約社員として別の会社で働いていますが、実はこの仕事は③の派遣社員時代に働いていた企業の方からご紹介いただいた仕事です。一般的な求人には出ていない仕事のオファーをいただくことが出来、大変ありがたく思うと同時に、頑張っていれば誰かが見ていてくれるものなんだなと思いました。

 

パワハラで受けた精神的なダメージから回復するのには時間がかかりました。
パワハラを受けていた当時、病院へはかからなかったのですが、おそらくうつ病だったと思います。
その状態から現在まで回復するまでは5年かかったと自分では考えています。
時間がかかりました。でも当時心に受けた傷は残っているのも事実です。
なので、パワハラを受けている場合は一刻も早く退職してその環境を脱出し、ダメージを最小限に抑えた方が良いです。ダメージを受ければ受けるほど回復に時間がかかってしまいます。
退職後は一旦働くのを辞めて学校に行ったり留学しても良いですし、派遣社員やパートなど自分にとって苦ではない働き方で仕事を始めれば良いです。
今だったら在宅ワークという選択肢もありますし、働き方が多様化しています。無理せず少しずつ仕事を始めれば良いと思います。